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「2015上海・日本映画週間」で観光PR

毎年恒例のイベントとして上海でも人気の「上海国際映画祭」の公式イベントとして、6月12日から21日にかけて「2015上海・日本映画週間」が開催され、市内の映画館で7作品が公開された。日本の映画が中国の映画館で上映される機会が少ないこともあって、中国人の友人、知人によると、チケットの入手は困難で、早いうちに売り切れるという状況だったという。

同イベントは、日中映画祭実行委員会等が主催し、中国国家機関や日本の外務省、在上海日本国総領事館などが後援して開催されたもので、それぞれの映画のロケ地を日本の観光地として紹介する機会が設定された。

公開された日本映画のうち、「小野寺の弟・小野寺の姉」という作品が、富士市をロケ地としていたため、昨年に引き続き実行委員会から協力要請があった。

上海高島屋では、「映画の旅」と銘打ったロケ地を紹介する展示会が開催され、開幕日の12日には、セレモニーが行われ、抽選会の賞品としてうなぎパイやノベルティグッズ等を提供し、抽選者、プレゼンターを務めた他、来場者に静岡県の魅力を紹介した。期間中は特設ブースが設置され、富士市を中心に静岡県を紹介するパネルを掲示し、パンフレットを配布してPRを行った。

14日には、市中心部のホテルにおいて、中国で有名な女優・栗原小巻さんや上映作品の監督、小原雅博・在上海日本国総領事、上海市要人などが出席し、約500名が来場するレセプションパーティが行われた。

ここでも、本県を含むロケ地である3自治体や協賛企業等が賞品を提供して抽選会を実施。本県からは、地酒、駿河漆器の携帯スタンドなどを提供し、同じく抽選者、プレゼンターとして登壇させていただいた。

日本を訪れる中国人が急増し、特に上海のような大都市では、東京や大阪などのいわゆるゴールデンルートや北海道、沖縄といったこれまでの定番の地域以外の地方への興味も少しずつ高まっている。

今後も様々な機会を通じて本県の魅力をPRしていきたい。

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