上海のテレビ局「上海外語チャンネル(ICS)」に出演し、富士山静岡空港のPRなどを行った。
ICSは、中国で最も影響力を持つメディアグループの一つ「上海東方伝媒集団(SMG)」傘下の民放テレビ局で、番組は、「日中新視界」という主として日中間の話題を紹介する中国語の字幕付きの日本語による30分番組で、日本に興味を持つ多くの中国人に人気がある。
プライベートで所属している合唱団のコンサートの取材を通じて旧知の仲であるICSのプロデューサーから、中国版フェイスブック「微信」を通じて連絡があったのが6月初旬。
すぐにスタッフと共に来所された。日本を訪れる中国人が急増している中、日本の空港や自治体はどのような対応を取っているのか、インタビュー形式の番組で紹介して欲しいということであった。
声をかけられたのは、大阪市と本県の2自治体。関西空港という大空港と、急激に活況を呈している富士山静岡空港に注目していただいたのだと思うが、普段から公私にわたり情報も提供していたのが功を奏したのかもしれない。
収録は6月11日に行われ、キャスターからの質問に答える形で、県内各地が中国人観光客で賑わっている様子、富士山静岡空港の中国各地からの定期便が急増して、日本への主要な窓口の一つとなっていること、空港からのアクセス改善などに取り組んでいる状況などを説明した。
その様子は、6月21日(日)夕方に約10分間に編集されて放送され、翌日来所された企業の方を始め、何人かの中国人、日本人の方に放送を見たと言っていただいた。
このようなメディアへの露出により、富士山静岡空港や本県の取組を紹介することで、本県の知名度向上、静岡空港を利用した静岡への旅行の契機となることが期待される。
同時に、今回改めて実感したのは、人脈、ネットワークの重要性である。自治体だけとっても多くの選択肢がある中で、本県に声がかかったことは、プロデューサーと個人的に交流があったのが大きな要因であった。
今後も、これまでに築いた様々なネットワークを有効に利用して、仕事の実が上がるよう努めていきたい。