上海メトロは、上海の2空港(浦東・虹橋)を結ぶ「上海空港間連絡線」の試験運行を9月から開始した。
この新路線は、上海市の「国際線の玄関口である浦東空港」と、「国内線の玄関口である虹橋空港」の全長68.6 ㎞を40 分(26 元≒520円)で結び、地下鉄ながら最高速度が160 ㎞に達する高速鉄道だ。
これまで両空港間のアクセスは地下鉄2号線(所要90 分:8元≒160 円)またはバス(所要60 分~:36 元≒720 円)であったため、移動時間が大幅に短縮されるほか、国内各地への高速鉄道の発着駅でもある虹橋地区やディズニーリゾートとのアクセス強化により、上海両空港の利便性は更に高まる見込みだ。
同路線の運行開始は年末の予定で、運賃の発表や新路線図の公表など、急ピッチで準備が進められている。