上海事務所は、在中国日本国大使館(2月25 日)、在青島日本国総領事館(2月27 日)が開催した天皇誕生日祝賀レセプションに出展した。
同大使館では、1,000 名以上の各国VIPが招待される盛大なレセプションが開催され、本県は静岡県通商エキスパートと連携して静岡県ブースを設置、「静岡の銘酒試飲・展示コーナー」を設けて来場者をもてなした。本県の酒米(令和誉富士)と富士山の伏流水を用いた「富士錦酒造・純米大吟醸」は、すっきりした味わいが各国の来場者から好評で、「中国で最も人気の日本酒・獺祭よりもすっきりして飲みやすい」との声や、「北京のスーパーでも購入可能と知ったので週末に購入したい」との声が寄せられた。
このほか、インターナショナル・サケ・チャレンジ2024 で最高評価を得た「志太泉酒造・純米吟醸」や、伊豆の海底で半年間熟成させた「富士錦酒造・海の音」など、ストーリー性のある商品を説明すると、「静岡県で日本酒を楽しむための周遊コースを教えて欲しい」との声も寄せられた。消費力のある各国VIPに対して本県の食と観光の魅力を紹介する有効なPRの場となった。