香港の航空会社「香港エクスプレス」が、2024 年12 月17 日から静岡と香港を結ぶ新規路線を運航することが決まった。
JNTO(日本政府観光局)の発表によれば、香港から日本への訪日外客数は197 万人(2024年1~9月時点)で、韓国・中国・台湾に続いて4番目に多い地域だ。「香港エクスプレス」は、香港で唯一のLCCで、静岡が日本の都市では11 番目の運航路線として就航が実現する。
香港エクスプレスによると、香港からアジア圏へのフライトについては、バス感覚で利用する方が多く、航空券の価格を安く抑えて現地での滞在費を増やすなど、目的に応じて路線を使い分けており、富裕層がフルサービスキャリア、一般客がLCCを使うという明確な使い分けはないようだ。
訪日旅行経験者の実に1/3が日本への10 回以上の訪問を経験しており、その移動手段もレンタカーがメインであるなど、FITが全体の9割以上を占める香港。より深く日本を知ろうとするニーズに応えるため、静岡県上海事務所では、現地旅行展への出展など、県内隅々に就航便の効果が波及するようプロモーションを展開していく。
■ダイヤ
UO865 静岡(14:45)〜香港(18:40)/火・木
UO845 静岡(14:45)〜香港(19:00)/土
UO894 香港(09:15)〜静岡(13:45)/火・木
UO894 香港(08:55)〜静岡(13:45)/土