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中国の旅行社から見た「農泊体験」の可能性(2024年3月号)

県観光振興課は、2月25~28 日に教育旅行に注力する中国の旅行社を対象としたファムトリップ(視察ツアー)を開催した。上海事務所では、事業者の選定から現地アテンドまで一連の流れをサポートしたので、中国の教育旅行事情について紹介する。

日本の修学旅行は「学年単位」が一般的だが、中国では「夏休みのサマープログラム」として参加者を募るのが一般的で、各学校等が数名~数十名の訪問団を編成して派遣する。各学校の掲示板に春先から「ロンドン7日間」、「シンガポール6日間」、「東京・静岡6日間」等のプログラムが張り出され、希望者が10 名ほど集まれば催行するイメージだ。

こうしたツアーを企画・販売する旅行社から特に注目を集めたのが、農泊体験である。富士山が見える御殿場の農家に1 泊し、水かけ菜を収穫しておひたしを作るなど、地域の歓迎を受けながら日本の生活に触れる体験型のプログラムは、非常に価値があると好評価だった。「一晩という短い時間ながら心を通わせる交流ができた」とホストファミリーと涙ながらに別れる担当者もおり、是非商品造成に繋げたいとの意見が多く寄せられた。上海事務所では、今後も定期的なフォローアップを行いながら送客へと繋げていく。

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