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杭州アジア競技大会で賑わう浙江省で副知事団がトップセールスを展開(2023年10月号)

静岡県の友好提携先・浙江省で杭州アジア競技大会(9月23 日~10 月8日)が開催された。 中国では1990 年の北京大会、2010 年の広州大会に次ぐ開催で、45 の国・地域から1 万2千 人以上の選手が参加し、コロナ対策が長引いた中国において本格的な人的往来の再開を印象 づけるイベントとなった。日本からは過去最大の1,100 人を超える選手団・関係者が現地へ と渡航する中、本県からは出野副知事をトップとする静岡県代表団を派遣し、静岡-上海路 線の復便を果たした中国東方航空や浙江省各機関への訪問を通じて、アフターコロナの対面 交流を再開させた。

また代表団訪中に合わせ、9月23、24 日には、浙江省の人気商業施設である「杭州来福士」 にて静岡県のPRイベントを開催した。「浙江省の身近にある静岡県」をコンセプトに、中国 で事業を展開する県内企業と連携し、ピアノ、ギター、ゴルフクラブ、バイク、日本酒、ウ イスキー、菓子類など、「中国の暮らしを豊かにするMade by 静岡」の製品を紹介し、会場は 2,000 人余りの来場者で賑わった。また県内観光PRでは、来場者から「東京から県内各地へ のアクセス方法」や「静岡-杭州線の復便予定時期」など具体的な問合せが多数寄せられた。 長期化が懸念された処理水への反応は、現地では既に落ち着きを取り戻しており、年末・ 春節に向けたインバウンド誘客に向けて、手応えを感じるトップセールスとなった。

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