8月27 日、浙江省・杭州市で、日系企業と現地企業のビジネス交流会が開催された。
本事業は、浙江省に進出する日系企業と、浙江省の現地企業で新たなビジネスを生み出そうとする試みで、浙江省で本県との経済交流の窓口を担う浙江省・静岡県経済交流促進機構(浙江省委員会)が主体となって開催した。
同機構の金国慶事務局長は、冒頭で「浙江省は静岡県ほか日本各地と多分野で交流を積み重ねているが、その厚みを増していくには経済交流の強化が不可欠」と挨拶。県内からは、寧波港鈴与物流有限公司(鈴与)が、両県省の友好交流を契機にビジネスを展開させた事例を紹介したほか、蕭山雅馬哈楽器(ヤマハ)、杭州矢崎配件(矢崎総業)、浙江永田汽車配件(永田部品)など浙江省に進出する企業がマッチングに臨み、現地企業との商談を通じて新たな協業の可能性を模索した。