10 月25～26 日、県上海事務所は山東省・青島市で開催された日本観光・物産イベント「青島ジャパンフェア」に出展した。７月17 日から静岡線が就航し、人的・経済的な交流拡大が期待される青島。今回は、静岡の観光プロモーションと合わせて現地でペットフードの生産・販売を行う青島稲進食品有限公司（いなば食品：静岡市）と連携し、現地での認知度向上に向けたプロモーションを行った。景気低迷が指摘される中国だが、2024 年度の犬猫向けのペットフード市場規模は1.8 兆円とされ、この５年余りは毎年10％近い市場拡大が続く有望市場だ。
また開催前日の24 日には、山東省の旅行社８社と日本自治体６自治体の商談会に参加され、本県は青島航空と共同で参加。関西国際空港やセントレアと富士山静岡空港を組み合わせた６～８日間のモデルコースを紹介した。同商談会では、青島航空の座席購入を希望する旅行社も見つかるなど、上海事務所では、現地だからこそできる人脈を活かしてセールスに取り組んでいる。
