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中国版「紅白歌合戦」で見せた中国ロボット技術の驚くべき進化

 中国では、2月16 日から春節(旧正月)の大型休暇を迎えた。普段は都会で暮らす人々も2週間近く休暇をとって田舎に帰郷するのが一般的だが、最近は「夫の実家には帰りたくない」との妻の意向で帰郷を見送ったり、「実家に戻れば就職や結婚を急かされるので帰らない」と居残る若者が増えるなど、行動も多様化しつつある。それでも国内で交通機関の特別運行が行われる春運(2/2~3/13)には、延べ95 億人が移動する中国人にとって最大の大型連休だ。
 この春節に話題となったのが、日本の紅白歌合戦にあたる『春節聯歓晩会』だ。年越しの歌番組は20 時からスタートし、北京の主会場のほか、浙江省(義烏市)、黒竜江省(ハルピン市)、安徽省(合肥市)など各都市を中継で結びながら祝祭感を伝えていく。番組の中で特に注目を集めたのが『武BOT』という現地の少年武術家とロボットによる演目だ。
 中国のTV番組ではこれまでもロボットによる演出が見られたが、足踏みなど単純な動きが多かった。それが今回は、しなやかな動きで棒術・剣術・酔拳などを披露。これまでとは比較にならない複雑さで少年達と組み手を行い、現地では大きな話題となった。
 日本では、対中関係の緊張化で観光インバウンド客の減少など目先の経済的な損失に注目が集まっているが、中国では、次世代産業で世界の主導権を握ろうと、圧倒的なスピードで技術開発が進んでいる。ぜひYouTubeで春節に話題となった最新のロボット技術をご覧いただきたい。

CCTV春晩(YouTube公式)
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